石炭からの脱却

私たちは、世界で最も排出効率の高い乳製品生産業者の1つであることを誇りに思っており、さらなる挑戦に取り組んでいます。
規模に伴って効率が向上し、グローバルな舞台で世界の大企業や効率的な企業と競争するのに役立ちます。

 

私たちのミルクタンカーは年間1億キロ以上を走行し、9秒ごとに農場から生乳を集め、24秒ごとにその生乳を工場に配送し、3分ごとに出荷コンテナのドアを閉めています。世界100カ国以上の何百万人もの消費者に製品が届けられています。世界100カ国以上の何百万人もの消費者に製品が届けられています。

私たちは、これだけの量の食品を生産し、流通させるために、より効率的な方法を探し続けています。

私たちは、2050年までにネットゼロを目指しており、29工場のうち、石炭が使用されている残り6つの工場において、2037年までに石炭の使用を廃止することに取り組んでいます。

テ・アワムツ、スターリング、ブライトウォーターの各工場において、石炭からの脱却を進めており、順調に成果を上げ、現在は、ワイトアとハウタプの工場でも脱却を進めています。 温水ヒートポンプ、蒸気ヒートポンプ、黒色ペレットや電極ボイラーを含むバイオマス変更など、石炭がまだ使用されている工場に導入可能な、さまざまな選択肢を現在検討しています。 

取り組みを始めた最初の年に、テ・アワムツ工場において、木質ペレットへの変更を行ったことにより、石炭使用による排出量が11%削減されました。

石炭から少しづつ脱却していく必要がありますが、技術革新とコラボレーション、そして真摯な取り組みによって、そこに到達できると私たちは確信しています。


私たちはすでに対策を講じています。:

  • 私たちは2037年までに石炭から脱却することを表明しました。
  • 2030年までにスコープ1と2の排出量を50%削減する目標を掲げています。
  • ハウタプ工場において、木質ペレットへの変更を進めており、2024年初めまでに完了する予定で、これは6,500台の自動車が道路から撤去されるのと同等の排出量が削減されます。
  • オタゴのスターリング工場では、木質バイオマスへの移行を進めています。これは、100%再生可能な熱エネルギーで操業される弊社初の工場となります。木質バイオマスへの移行により、石炭の使用量は年間18,500トン削減され、これは7,000台以上の自動車が道路から撤去されるのに相当します。
  • ネルソン近郊のブライトウォーター工場では、バイオマス混焼に切り替え、二酸化炭素換算で排出量を25%削減でき、これは自動車530台が道路から撤去されるのにほぼ相当します。
  • テ・アワムツ工場では、木質ペレットに変更し、取り組みを始めた最初の年に、石炭からの排出量を11%削減しました。これは32,000台以上の自動車が道路から撤去されるのに相当します。  
  • ワイトア工場の新しいバイオマスボイラーは、2023年11月までに稼働する予定で、これにより工場の年間排出量は、二酸化炭素換算で48,000トン削減され、これは20,000台の自動車が道路から撤去されるのに相当します。
  • ワイカト地方マンガタンギでの採掘許可を返上し、石炭採掘のために取得した土地の約50パーセント(296ヘクタール)を売却しました。

 

フォンテラとニュージーランドが世界の舞台で成功し続けるためには、クリーンで持続可能な環境と、製品の生産と輸送における継続的な改善が不可欠です。