セブンプレミアム 減塩ミックスチーズ にフォンテラのグラスフェッドロゴが採用

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塩分25%カットをサステナブルな原料使用で実現

ニュージーランド乳業最大手フォンテラの日本法人であるフォンテラジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:斎藤 康博)は、フォンテラのニュージーランド産グラスフェッドチーズを原料に作られた、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアム 塩分25%カット 減塩ミックスチーズ」のパッケージの前面に、フォンテラの「グラスフェッド」と「ニュージーランド産」のロゴをご使用いただいたことを案内いたします。

フォンテラの「グラスフェッド」と「ニュージーランド産」ロゴは、ニュージーランドを始め、アメリカ、カナダ、ドイツ、中国、韓国などでチーズ、育児用粉乳、スポーツプロテインなどのグラスフェッド製品に用いられています。製品にこのロゴがあるということは、サステナブルな酪農を行うニュージーランドの緑豊かな牧草地で、放牧酪農で育てられた牛からとれる生乳(グラスフェッドミルク)を元に作られた製品である証明となります。

ニュージーランドのサステナブルな酪農で作られた減塩製品で健康も環境も持続可能に
日本では2020年に初めてセブンプレミアムの「とろけるミックスチーズ」に採用されて以来、2022年6月のパッケージリニューアルでパッケージの前面にロゴが使用されたことを経て、今回健康を気遣う方にもおすすめな「減塩ミックスチーズ」のパッケージにも、フォンテラの「グラスフェッド」と「ニュージーランド産」ロゴが使用されることになりました。
再生可能エネルギーの利用やCO₂の削減を通し、より良い未来につながる一歩をみんなで踏み出すことに注力している株式会社セブン&アイ・ホールディングスの製品が原料からサステナブルに配慮していること、また、ニュージーランドのサステナブルな酪農についてより多くの消費者に知っていただく機会となり、ニュージーランドの乳製品が日本の消費者のサステナブルな選択肢となりたいと考えています。


【対象商品】

セブンプレミアム 塩分25%カット 減塩ミックスチーズ 
110g:328円(税抜)
【販売店】
イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨーク、小田急OX
(11月上旬より順次販売開始)


【グラスフェッドミルクとは】
グラスフェッドミルクは、一般的に穀物飼料で生育した乳牛からとれる生乳に比べ、より多くの共役リノール酸(CLA)やβ-カロテン、ビタミンDが含まれていると言われています。また、ニュージーランドの肥沃な大地や十分な日照時間、降水量のおかげで、他の国に比べて少ない肥料で良質な牧草を育てることができます。穀物飼料を輸入し酪農業を行う国に比べると少ないカーボンフットプリントでの酪農が可能です。

【ニュージーランドの酪農がサステナブルな理由】
ニュージーランドでは「放牧酪農」が主流です
― 土、草、牛の循環サイクル ―


▼放牧割合約97%

酪農といえば、牛たちが緑の牧草地でのんびりと草を食む姿をイメージする方が多いかと思います。牛たちは牧草地を移動し草を食べ、糞尿は土の中の微生物や虫が分解し土に還っていきます。そしてまた、そこから良質な牧草が育ちます。
そんな循環型の「放牧酪農」がニュージーランドのほとんどの農場で行われています。
フォンテラの農場でも、牛たちが牧草地で過ごす割合は約97%*1。他のどの国の牛よりも長い時間を牧草地で過ごしています。

▼グラスフェッド率約96%
冬の寒さや夏の暑さが厳しいところでは一年を通して放牧することは難しい場合もありますが、ニュージーランドは放牧酪農を行うことができる温暖な気候に恵まれた数少ない国の一つです。また、ニュージーランドの肥沃な大地や十分な日照時間、降水量のおかげで、他の国に比べて少ない肥料で良質な牧草を育てることができます。穀物飼料を輸入し酪農業を行う国に比べると少ないカーボンフットプリントでの酪農が可能です。
放牧酪農で育てられた牛からとれる生乳(グラスフェッドミルク)は、一般的に穀物飼料で生育した乳牛からとれる生乳に比べ、より多くの共役リノール酸(CLA)やβ-カロテン、ビタミンDが含まれていると言われています。フォンテラの農場でのグラスフェッド率は96%*2です。

▼GHG排出量は世界平均の約1/3
主要生乳生産国18か国を対象にした調査によると、ニュージーランドの酪農場での温室効果ガス(GHG)排出量が一番少なく、世界平均の約1/3だという調査結果が出ています*3
ニュージーランドには気候や放牧主体の酪農システムといった自然の優位性がありますが、生産性と効率性を可能な限り高めることは、酪農家の懸命な努力が大きく作用します。ニュージーランドの酪農家は、少ない資源からより多くのものを生産するために精度を高めた放牧酪農を行っており、その結果、過去25年ほどの間に農場における生物由来のGHG排出量を約20%削減しました*4

※「グラスフェッド」の定義には国際的な統一規格はありません。このため、フォンテラは独自の基準「The Fonterra Grass and Pasture Fed Standard」を設け、グラスフェッドの水準を管理しています。この基準は第三者機関(AsureQuality)の認証を受けています。(AsureQualityはニュージーランド政府が保有する、独立の適合性評価機関です。)

*1 搾乳時間を除いた時間のうち、牧草地で過ごす割合。年間平均97%を牧草地で過ごします。残りの3%の時間は、給餌や休息エリアで過ごします。
*2 消費量ベースでの牧草飼料割合の平均値。一部補助飼料を与えることがあります。牧草は、牧草サイレージ、乾草、飼料作物(主にマメ科およびアブラナ科植物)を含みます。牧草以外の飼料は、乳濃縮物、コーンサイレージ、パーム核搾りかすを含みます。
*3 Dairy NZ New research shows New Zealand dairy farmers have the world’s lowest carbon footprint – at half the emissions of other international producers.
*4 フォンテラサステナビリティレポート2020 P.45