高校生ラグビー選抜選手の留学報告会を実施   ラグビー王国NZより12名帰国! フォンテラジャパン5年連続スポンサー

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フォンテラジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社⻑:斎藤 康博)がスポンサーとなり関東⾼校スーパーリーグ(KSL)選抜12名を派遣した、英語の語学研修とラグビーの技術向上を組み合わせたニュージーランドへの留学プログラム「Game on English」の帰国報告会が、2018年10⽉23⽇(⽕)ニュージーランド⼤使館(所在地:東京都渋⾕区)にて開催されました。

2018年で5回⽬となる本プログラム。KSL加盟各校より選抜された男⼦⽣徒12名が、ラグビー王国ニュージーランドへ2018年7⽉21⽇から8⽉10⽇の3週間にわたり派遣され、英語とラグビーの集中研修を⾏いました。この帰国報告会では、派遣された⽣徒⼀⼈⼀⼈が留学の成果について英語で発表しました。

■報告会概要
名称 :「Game on English 2018」奨学⽣帰国報告会
開催⽇時:2018年10⽉23⽇(⽕)17時より19時まで
開催場所:ニュージーランド⼤使館 ⼤使公邸
主催 :ニュージーランド⼤使館
特別協⼒:エデュケーション・ニュージーランド、ニュージーランド航空、フォンテラジャパン株式会社

■主な登壇者⼀覧:
ピーター・ケル様(駐⽇ニュージーランド公使)
藤江陽子様(スポーツ庁 審議官)
坂本 典幸様(公益財団法⼈⽇本ラグビーフットボール協会 専務理事)
吉岡 肇様(國學院⼤學栃⽊⾼等学校教諭、同校ラグビー部監督・関東⾼校スーパーリーグ事務局 代表)
北岡 美佐⼦様(エデュケーション・ニュージーランド)
斎藤 康博(フォンテラジャパン株式会社 代表取締役社⻑)
スポーツ庁選抜の⼥⼦⾼校⽣ラグビーチームより6名
KSL選抜選手12名

 

■プログラム関係者コメント
・駐⽇ニュージーランド公使 ピーター・ケル様
このプログラムは、2014年にニュージーランドのキー元⾸相と⽇本の安倍総理がスタートさせた両国の関係をさらに進化させるための教育プログラムです。日本のスポーツ庁、ラグビー協会、ニュージーランド最大の企業フォンテラ社等多くの方々の協力があって実現しております。皆さんの先輩の中には、このプログラムを経験して、既に日本代表として名前があがっている選手もいるとうかがっています。今日は皆さんからの報告を楽しみにしています。また、この場を借りて関係者のご支援に厚く御礼申し上げます。

・公益財団法⼈ 日本ラグビーフットボール協会 専務理事 坂本 典幸様
はじめに関係者の皆様のご協力に御礼申し上げます。本年度一番の成果はブラックファーンズの選手と触れあうことができたことではないでしょうか。NZ現役代表選手の指導を受けたことを次のステップにつなげてほしいです。先ほども言及がありましたが、本プログラムより日本の代表選手が育っています。このプログラムでの経験を通し、日本のラグビーだけではなく他の分野でも活躍し、スポーツの素晴らしさ、ニュージーランドの素晴らしさを伝えていってほしいです。今日でワールドカップ開催まで332日となりました。また来年このような報告会を開催することができればありがたいと思います。改めて関係者の皆様に御礼申し上げるとともに、参加した皆様の更なる活躍を祈念いたします。

・國學院⼤學栃⽊⾼等学校教諭、同校ラグビー部監督・関東⾼校スーパーリーグ(KSL)事務局代表 吉岡 肇様
今年も「Game on English」に参加させていただき、ニュージーランド政府関係者の皆様、大使館関係者の皆様誠にありがとうございます。並びに、多大な支援をいただいているフォンテラジャパンの皆様誠にありがとうございます。また、エデュケーション・ニュージーランド、ニュージーランド航空、ワイカト大学等々生徒の面倒を見ていただきありがとうございました。
これまでの成果を申しますと、男子に関しては本校を卒業し現在明治大学3年の武井日向はU20の日本代表、ジュニアジャパンのゲームリードとしても活躍をしております。また、内田洋彰はこのプログラムに多大な影響を受け、高校卒業後ニュージーランドへ渡り、現在ワイカト大学にお世話になっています。男女共にこのプログラムでの経験を糧に活躍しています。皆さんの中からも日本のラグビー界を支え、日本とニュージーランドの橋渡しになるような若者が巣立ってくれることを願っています。

・スポーツ庁 審議官 藤江陽子様
女子、男子の報告ともに、とても楽しく聞かせていただきました。3週間という短い時間の中でラグビーの練習や試合、語学の練習と実践、そしてオプショナルツアーやホストファミリーを通じ異なる文化を経験されたということを理解できました。皆さんの滞在が充実したものであったということが分かりうれしく思いました。スポーツ庁としても2015年からこのプログラムに女子選手を派遣させていただいています。先ほどからあがっておりますが、もう1年を切ったということで2019年大会の選考に向けて、そしてその後のラグビー競技の益々の発展に向けご協力を期待したいと思います。ピーター・ケル公使をはじめとする関係者の皆様には引き続きご支援をいただきたいと思います。プログラムに参加した皆さんは今回の経験をきっかけにさらにラグビーと英語学習に邁進していただきたい、そしてニュージーランドとの架け橋になっていただきたいと思います。

・エデュケーション・ニュージーランド 北岡美佐子様
昨年イギリスのエコノミスト誌が発表したフューチャーインデックス/未来教育指数でニュージーランドが調査対象国35カ国中1位になりました。ニュージーランドの教育制度が世界で1位となったことはニュージーランド政府でも大きな成果としてみています。皆さんも、3週間の留学生活の中でラグビー英語はもちろんのこと、リーダーシップ、コミュニケーションスキル等のスキルを身につけて帰国されたと思います。今後これらのスキルを学生生活に活かして頑張ってください。今後ニュージーランドのイベント等で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。そして当プログラムのスポンサーであるスポーツ庁、日本フットボール協会、フォンテラジャパンの皆様に厚く御礼申し上げます。

・フォンテラジャパン株式会社 代表取締役社⻑ 斎藤 康博
すばらしい報告をありがとうございました。壮行会でも言いましたが皆さんの世代の3週間は私の世代の2年くらいに相当するすばらしい価値のある期間ではないかなと思っています。大変な練習ではあったと思いますが、すばらしい経験をされたと思っています。世界でこれだけ常にラグビーのことを考え、愛している人々はニュージーランド以外にあまりいないと思います。ラグビーというスポーツを通し、このような人々と知り合えたというのは貴重な体験だったと重います。これからもニュージーランドを忘れず、これから1年間はラグビーイヤーなので忘れることはないと思いますが、この経験をいかしてがんばってください。このプログラムを実施するにあたって、ニュージーランド政府やニュージーランド大使館、エデュケーション・ニュージーランド、ワイカト大学やホストファミリーには非常にお世話になっております。関係者の皆様に御礼を申し上げます。

【関東高校スーパーリーグ(KSL)について】

関東高校スーパーリーグは、関東地区1都7県に所在する高校のラグビー強豪校の中から有志が集い、2002年2月に発足しました。 参加各校が総当たり戦で公式戦と同様の形で試合を行い、各地区のレベルアップと部員間の相互交流の促進を目的とする加盟12高校によるリーグです。

  • 現在は、清真学園(茨城)、茗渓学園(茨城)、國學院大學栃木(栃木)、東京農業大学第二(群馬)、明和県央(群馬)、深谷(埼玉)、流通経済大学付属柏(千葉)、國學院大學久我山(東京)、大東文化大学第一(東京)、東京(東京)、桐蔭学園(神奈川)、都留興譲館(山梨)の12校が加盟しています。

 

【Game on Englishとは】

ニュージーランド政府主催の教育事業で、安倍政権の掲げる教育の国際化とより良い未来のためにスポーツの価値とオリンピック・ムーブメントを広める取り組みである「Sport for Tomorrow」に応えるべく開発されました。本プログラムを通して、日本の青少年に英語の集中学習プログラムと専門的なスポーツ技能訓練の場を提供することを目的としています。

※発足の背景:
2014年7月にニュージーランド・オークランド市で開催された日本・ニュージーランド首脳会談において、両首脳はスポーツ分野における二国間協力の発展を歓迎し、日本が主催する2019年ラグビーW杯及び2020年オリンピック・パラリンピックの成功に向けて相互に協力する意思表明が行われたことを契機として、本プログラムが正式に発足しました。