※本記事は、Fonterra Co-operative Group Limitedが 2025年12月2日(現地時間)にグローバルサイト内「Our Stories」に公開した記事の日本語訳です。
フォンテラは、世界的なチーズの需要増加に対応するため、ニュージーランド・タラナキ地方にあるEltham工場のプロセスチーズ生産ラインを拡張しています。本投資は、フォンテラの長期成長を見据えた戦略の一環であり、原料である生乳の有効活用およびフードサービス分野における高付加価値製品への注力を目的としています。同時に、マクドナルド社をはじめとした世界的な顧客と強固なパートナーシップを築き、世界中の消費者に高品質な乳製品を届けるというフォンテラのコミットメントを具現化するものです。
Eltham工場のスライスオンスライスチーズ生産ライン
Eltham工場で製造されたプロセスチーズは、マクドナルドの新しいハンバーガー「ビッグアーチ」に採用されており、同商品は7月16日にオーストラリアで、10月22日にニュージーランドで発売が開始されました。(欧州および米国では先行販売)
なお、「ビッグアーチ」にはEltham 工場で製造されたチェダーチーズが1つあたり3枚使用されています。
Eltham工場のオペレーションズマネージャーであるケルビン・グレー(Kelvin Gray)は、「私たちの工場で製造された製品が、このような大舞台で採用されることを大変光栄に思います。」とコメントしています。
Eltham工場は、長年にわたりマクドナルド社向けのチーズを製造しており、同工場で製造されたスライスホワイトチェダーチーズは、アジア太平洋地域のマクドナルド各店舗で幅広く使用されています。フォンテラは、マクドナルド社に年間数百万キロに及ぶチーズおよび乳製品を販売しており、2025年はニュージーランド国内の170以上の店舗に、年間合計約170万キロの製品を納入しています。
製造されたチーズは、製造ロットごとに約100項目にわたる厳格な品質検査を実施しており、マクドナルド社の味や品質の基準を満たしていることを確認しています。このような検査は、ニュージーランドだけでなく、中国やフィリピンの拠点でも同様に行われています。昨年、フォンテラはマクドナルドの品質管理システムにおいて5年以上連続してAグレードを獲得したことが評価され、オーストラリア・ニュージーランド地域サプライヤー品質管理システム エクセレンス ゴールドアワードを受賞しました。
スライスオンスライスチーズ・モッツァレラチーズの製造ライン拡張
―グローバルの需要増加に応えて―
2025年8月の発表の通り、スライスオンスライス(SOS)チーズの生産能力拡大のため、Eltham工場ではプロセスチーズ製造設備の刷新を行っています。マクドナルド社をはじめとするグローバル顧客からの需要の高まりに応えるため、新しい生産ラインには、グラインダー(チーズを粉砕するための機材)、ブレンダー、クッカーが新しく導入され、更に各ラインに2台ずつ新しいチーズグラインダーも設置されます。設備の導入は順調に進んでおり、2026年2月の稼働開始を予定しています。
更に、世界的なIQF(個別急速冷凍)モッツァレラの需要増加にも応えるべく、Eltham工場ではモッツァレラチーズの製造規模拡大を予定しています。新しい製造ラインの稼働開始(2026年6月予定)後は、年間生産量が約7,000トン増加し、更に4,000万枚以上のピザに使用可能な量のチーズが供給できる見込みです。この取り組みにより、チーズはフォンテラのフードサービス事業において、より一層重要な役割を果たすカテゴリーとなります。
Eltham工場では、周辺地域の酪農場から集められたミルクが、世界中の食卓で楽しまれるチーズへと生まれ変わっています。約400人の従業員が働くこの工場は、南タラナキ地方における主要な雇用先のひとつとしても地域社会を支えており、工場で作られるチーズは、ニュージーランドの酪農コミュニティにも深く結び付いています。
フォンテラは、今後もプロセスチーズの製造技術を向上させ、世界中のフードサービス市場に貢献してまいります。
スライスオンスライス(SOS)チーズ