Sourcing Quality Milk

高品質な生乳の調達

ピーク・ミルク

短い言葉ですが、乳製品業界においては、この「ピーク(Peak)」という言葉はとても重要な意味を持っています。

「ピーク」とは、ニュージーランドの年間生乳生産サイクルの最盛期を意味します。この時期の数か月間は、恒常的に大量の生乳が生産されるのです。この時期は、酪農家、タンカー・ドライバーと呼ばれる搾乳収集車の運転手、そして30か所以上のフォンテラの製造工場にとって、最大の繁忙期です。

ニュージーランドのような牧草飼育の酪農システムでは、どれだけの生乳が生産されるのかということと、いつ生乳の生産がピークを迎えるかということは、どれだけ牧場の牧草が育つかにかかっています。この牧草の育ちが良好であれば、生乳の生産もすばらしいものになるのです。

私たちは、2001年以来、25億ドルを超える金額をこのピーク管理に費やしてきましたが、同時に、このピーク時期以外での過剰設備を持たないことに腐心してきました。

新鮮な生乳を適正な配分で処理するためには、適度なバランスが求められます。私たちは、このピークの期間中、高い生産量の生乳を処理し、その生乳から最高の製品を作るために、さまざまな手段を講じています。例えば、下記のものが含まれます。

生乳の良さを最大限に活かすための製品構成を構築していくこと。

余剰生乳を加工能力に余裕のある製造工場へ移動すること。

酪農家のために、生乳の一滴も無駄にせずに最大のリターンを得ることがフォンテラの目的ですが、ピーク時の生乳生産が高い年度では、製造から生み出される副産物を廃棄しているのも現実です。特に、市場価値の低い副産物は、高い需要がある製品の供給能力を高めるときには、数多く廃棄されるのです。

廃棄が必要な場合にとるべき選択は、こうした副産物を子牛や養豚用の飼料に転用することです。飼料用に使用できない副産物の余剰分は、環境への影響を最小化できる範囲内で、専ら土壌の栄養素として使用されています。