Sourcing Quality Milk

高品質な生乳の調達

高品質な生乳の調達

一年間で加工する2,200万トンの生乳のうち、約1,600万トンを生産する1万500戸のニュージーランド国内の株主であり酪農家から、世界最大の乳製品輸出企業のすべては始まります。

私たちの株主でもある酪農家の牧場では、青々とした緑の牧草を育て、それを乳牛の群れが一年を通して食べて高品質な生乳を作り出すのです。

その品質は、私たちの厳しいテストと品質基準により保証され、お取引先様の高いご期待に応えているのです。私たちは、140か国にのぼる国々に向けて、ニュージーランドで生産される乳製品の約95%を輸出しております。

こうした生産を行い、常に顧客に対する安定供給を確かなものにするために、いくつかの重要な市場において、私たちは、その地域で生産される高品質で新鮮な生乳の供給方法を開拓してまいりました。

具体的には、オーストラリア、チリ、ブラジル、スリランカ、そして、北米のサプライヤーたちからも生乳を調達しています。私たちは、中国においても自社の生乳を生産しています。

中国では、2つの牧場を所有し、さらに3つの牧場を造営中です。この合わせて5つの牧場が、ゆくゆくは年間に15万トンの生乳を生産することになります。

目標は、2018年までには中国において最大100万トンの生乳を生産することです。

ピーク・ミルク

短い言葉ですが、乳製品業界においては、この「ピーク(Peak)」という言葉はとても重要な意味を持っています。

「ピーク」とは、ニュージーランドの年間生乳生産サイクルの最盛期を意味します。この時期の数か月間は、恒常的に大量の生乳が生産されるのです。この時期は、酪農家、タンカー・ドライバーと呼ばれる搾乳収集車の運転手、そして30か所以上のフォンテラの製造工場にとって、最大の繁忙期です。

ニュージーランドのような牧草飼育の酪農システムでは、どれだけの生乳が生産されるのかということと、いつ生乳の生産がピークを迎えるかということは、どれだけ牧場の牧草が育つかにかかっています。この牧草の育ちが良好であれば、生乳の生産もすばらしいものになるのです。

私たちは、2001年以来、25億ドルを超える金額をこのピーク管理に費やしてきましたが、同時に、このピーク時期以外での過剰設備を持たないことに腐心してきました。

新鮮な生乳を適正な配分で処理するためには、適度なバランスが求められます。私たちは、このピークの期間中、高い生産量の生乳を処理し、その生乳から最高の製品を作るために、さまざまな手段を講じています。例えば、下記のものが含まれます。

生乳の良さを最大限に活かすための製品構成を構築していくこと。

余剰生乳を加工能力に余裕のある製造工場へ移動すること。

酪農家のために、生乳の一滴も無駄にせずに最大のリターンを得ることがフォンテラの目的ですが、ピーク時の生乳生産が高い年度では、製造から生み出される副産物を廃棄しているのも現実です。特に、市場価値の低い副産物は、高い需要がある製品の供給能力を高めるときには、数多く廃棄されるのです。

廃棄が必要な場合にとるべき選択は、こうした副産物を子牛や養豚用の飼料に転用することです。飼料用に使用できない副産物の余剰分は、環境への影響を最小化できる範囲内で、専ら土壌の栄養素として使用されています。