Fonterra (Japan) Limited
フォンテラ ジャパン株式会社
Dairy for Life - フォンテラが掲げる理念です。
私たちの提供する製品が、命を育み、生活に身近に関わり、人生を豊かにする存在でありたいという願いを込めています。私たちは、乳原料を販売するだけの会社ではありません。消費者の毎日の笑顔を思い描きながら、食品会社、外食産業のパートナーとして、マーケティング活動やソリューション提供も行っています。
会社概要
会社名 |
フォンテラ ジャパン株式会社 |
英文表記名 |
Fonterra (Japan) Limited |
代表者 | 代表取締役社長 斎藤 康博 |
所在地 本社 | 〒108-0075 東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル25階 |
設立 |
1982年4月 |
資本金 | 400,000,000円 |
株主構成 |
日成共益株式会社 50% New Zealand Dairy Board(Fonterra Co-operative Group Limited 100%子会社) 50% |
取扱商品 |
ナチュラルチーズ、バター、脱脂粉乳、カゼイン、カゼイネート、ホエイタンパク、調整食用脂、粉乳調製品、乳糖、その他乳製品 |
概要
- フォンテラは、世界で五本の指に入る乳業メーカーであると共に、ニュージーランド最大の企業であり、世界最大の乳製品輸出企業でもあります。
- ニュージーランド国内においては、加入する酪農家10,500戸が株主となっている酪農協同組合です。
- 全世界の従業員数は約22,000名、そして売上高は日本円換算で、約1.3兆円(2015/2016会計年度)です。
- 140カ国にのぼる国々に乳製品を輸出しており、ニュージーランドの輸出総収入額の約25%、国内総生産の約10%を占めております。
- フォンテラの生乳取扱量は世界最大で(2,200万トン)、これは日本国内の総生乳生産量の約3倍の規模です。
- フォンテラジャパンの輸入量は年間約13万トン。日本への輸入シェアは、チーズ約30%、乳タンパク約40%を占めてます。
- フォンテラ ジャパン株式会社は、フォンテラの日本法人です。
沿革
1957年 |
日成共益株式会社とニュージーランド乳製品販売委員会(ニュージーランド・ディリー・ボード(NZDB)の前身)との間で、ニュージーランド産カゼインに関する最初の年間供給契約を締結。
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1958年 |
日成共益株式会社が、ニュージーランド乳製品販売委員会とニュージーランド産カゼインに関する日本国内における専属的販売契約を締結。 株式会社野澤組が、ニュージーランド産チェダーチーズを日本に初めて輸入。
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1970年 |
日成共益株式会社が代理店となり、調整食用脂の輸入を開始。
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1975年 |
日成共益株式会社とNZDBがWPC75%を共同開発し、日成共益株式会社が代理店となる。 株式会社チーズパックが、NZDBと株式会社野澤組との合弁会社として設立。
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1981年 |
株式会社チーズパックが、株式会社ニュージーランド・ミルク・プロダクツ(NZMP)に会社名を変更。
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1982年 |
日本プロテン株式会社が、NZDBと日成共益株式会社との合弁会社として設立。
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2000年 |
㈱ニュージーランドミルクプロダクツが日本プロテン㈱に営業権を譲渡。
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2001年 |
(ニュージーランド国内) NZDB、ニュージーランド・ディリー・グループ (New Zealand Dairy Group)、そしてキウイ・コーオペラティブ・ディリーズ・リミッテド(Kiwi Co-operative Dairies Limited)の3つの酪農協同組合が合併して、「フォンテラ(Fonterra)」が誕生。
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2003年 |
株式会社ミルク・プロダクツ・ジャパン(フォンテラ ブランド株式会社の前身)に、日本NZMPのフードサービスおよびコンシューマー製品の営業権を移譲。
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2004年 |
日本NZMPが、現社名である「フォンテラ ジャパン株式会社」に会社名を変更。
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2006年 |
One Fonterra の象徴として、フォンテラのロゴ・マークである「Dairy for life」を導入。
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2009年 |
現在の所在地である、東京都港区港南二丁目16番2号に移転。
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2016年 |
フォンテラブランド株式会社の吸収合併。 |
(2017年4月現在)
世界最大の乳製品輸出企業
フォンテラは、10,500戸の酪農家によって所有された酪農協同組合で、ニュージーランド最大の乳業会社です。また、世界最大の乳製品輸出企業として粉乳、バター、チーズ、乳タンパクなどを140カ国にのぼる国々に販売し、世界の乳製品貿易市場をリードしています。
ニュージーランド国内において年間約1,800万トン、国外でも400万トンの生乳を処理しています。また新興国で急増している乳製品の需要にこたえるため、現在ではヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、他地域から乳製品を調達し、必要とする市場に最適な製品を提供しています。22,000人の社員が、今も世界のどこかでお客様をサポートしています。
フォンテラジャパンはフォンテラの日本法人として、乳原料を通じて、日本の食卓へ、おいしく安心・安全な乳製品をお届けしています。
チーズと乳タンパクを日本へ
ニュージーランドのチーズや乳タンパクが、日本に紹介されたのは1950年代にさかのぼります。半世紀以上にわたって、ニュージーランドの乳製品は日本のお客様の支持を得て順調に販売を拡大してまいりました。フォンテラ ジャパンは2000年に前身の2社が合併し、日本での販売、マーケティング会社として設立され、これまでチーズや機能性乳タンパク、粉乳調製品などを中心に日本の乳原料ビジネスをリードしてまいりました。現在ではフォンテラ ジャパンの輸入量は年間約13万トン、日本のチーズの約30%、乳タンパクの約40%のシェアを占めるに至り、ナチュラルチーズやニュートリション市場では確固たる地位を築いています。
パートナーシップを深める
新興国の乳製品需要が年々増大する中、世界の乳原料市場は需給バランスの崩れが頻繁に起こり、その構造が大きく変わってきています。そのような中でフォンテラ ジャパンは、日本のお客様の長期的な原料調達の安定を目指し、長期契約、製品の共同開発、海外展開の支援などのパートナーシップを深める取り組みを進めています。
市場のニーズや変化をとらえたソリューション提案
成熟化する日本の食マーケット。そこでは、全く新しい食生活の提案や、消費者ニーズに基づいた商品開発が一層求められます。フォンテラジャパンは原料販売を超えたソリューションを提案しています。 市場のニーズや変化に対応するために、問題解決型ビジネスを志向します。マーケティング、研究開発部門と緊密に連携しながら、お客様の新商品開発のための提案、サポートをしていきます。
最先端の研究開発能力
フォンテラの研究開発拠点はニュージーランド北島のパーマストンノース市。1927年の設立以来、世界トップクラスの研究者たちが乳の基礎研究から製造技術、応用開発の分野で研究開発に取り組んできました。「乳に含まれるすぐれた栄養価を、世界中の全ての消費者に届けたい」との願いから、フォンテラはこれまで80年以上培ってきた科学的知見や技術ノウハウを駆使し、消費者ニーズをとらえた商品開発を行っています。この流れを受けて、フォンテラ ジャパンでは、高齢化や健康意識の高まりで多様化する日本の消費者の栄養ニーズにこたえるために、研究開発、マーケティング、営業部門が連携を深め、新しい市場への取り組みを始めています。